パナソニックLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020、通称20㎜F1.7は非常に評判の高いレンズです。
マイクロフォーサーズ初期の機種GF1で標準レンズとして搭載され、その使い勝手のよさに、あっという間にマイクロフォーサーズの看板レンズとなりました。
20mm(換算40㎜)という画角は、普段使いにもっとも使いやすい画角で、スナップからポートレート、風景まで万能にこなします。
さらに解放絞りF1.7という明るさは、暗い場所でもきれいな写真が撮れたり、背景をボカすなど写真表現の幅を広げてくれます。
マイクロフォーサーズを使うすべての方にオススメできる万能レンズです。
ちなみにが2013年 7月にモデルチェンジし、LUMIX G 20mm F1.7 IIとなりましたが。軽量化されただけで、性能などはまったく同じとなっています。
重要な変更はないのですが一応こちらにまとめています → 超おすすめレンズLUMIX G 20mm F1.7 II のⅠ型からの変更点
■レンズ構成=5群7枚
■最短撮影距離=0.2m
■最大撮影倍率=0.13x (35mm判換算:0.25x)
■フィルター径= φ46mm
■大きさ(最大径×全長)=φ63mm×約25.5mm
■質量=100g
・マイクロフォーサーズを代表するレンズ。悩んだ時は、まずはこのレンズから。
・小型軽量のパンケーキレンズならがf1.7という明るさを実現。
・20㎜(換算40㎜)という標準レンズより少し広角で、扱いやすい画角。
・20㎝まで被写体に寄れて、便利。
・テーブルフォトや集合写真に最適。
・ポートレート撮影、スナップ撮影にも最適。
・F1.7でボケも自由自在。
・解放絞りF1.7から中心部は十分なシャープさ。
・AFは速くない。AF時の動作音は大きい。
・動作音のため、動画時はAFは使えない。
・絞り解放付近では周辺減光はある。F5.6程度まで絞れば解消。
・VS パナソニックLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4
パナソニックのもう一本の評判の高い標準レンズ25㎜F1.4と迷われる方は多いと思います。
両方とも評判の高いレンズで、どちらを選ぶかはとても悩ましい問題です。
純粋な画質だけ見ると、25㎜F1.4の方が解像力、ぼけの美しさは評判が高いです。
ただし、20㎜F1.7のコンパクトさ、解放からのシャープさ、最短撮影距離の短さ、使いやすい画角という面で秀でています。
一本だけ、付けっぱなしをレンズにするなら20㎜F1.7の方が軽くて、汎用性も高くてオススメです。
ポートレートなどが多いようであれば、よりボケの作りやすい25㎜F1.4がオススメです。
決められない時は、より値段が安く、コンパクトな20㎜F1.7を購入されると後悔は少ないと思います。
・はじめての交換レンズとして
パナソニック LUMIX G 20mm/F1.7は、はじめての交換レンズとして最もオススメできる一本です。
20㎜という使いやすい画角に、F1.7の明るさでボケを生かした表現が可能です。一眼らしいボケを生かした表現をしたい方には、まず一番にオススメするレンズです。
また、上級者の方にもこのコンパクトさでこの明るさは他に選択肢はありません。迷ったら一本あっても後悔しないレンズです。
・デジカメWatch パナソニック「LUMIX DMC-GF1」でポートレートを撮ってみました Reported by 西川和久
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20091030_324981.html
デジカメWatchのレビュー。GF1+20㎜1.7の組み合わせでポートレート撮影。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/weekend/20100827_389162.html
デジカメWatchの連載記事。LUMIX DMC-G2と20㎜F1.7の組み合わせで撮影されたグラビア撮影が圧巻。
LUMIX G 20㎜F1.7 に取り付けられるフードを集めましたので、 選定の参考にしてください。