オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0は最強の万能スナップレンズです。
少し値段は高いですが、マイクロフォーサーズきっての高性能レンズです。
12mは換算24㎜の広めの広角レンズとなり、風景撮影やスナップにちょうどよい画角です。
空気感が伝わるような、ぬけのよい写りが特徴です。
また、広角レンズながらF2.0という明るさを誇り、背景をぼかした写真を撮ることが出来ます。
解像感が高くぬけの良い写真が好きな方、24㎜という画角でスナップを撮る方にオススメのレンズです。
■レンズ構成=8群11枚
■最短撮影距離=0.2m
■最大撮影倍率=0.08x (35mm判換算:0.16x)
■フィルター径=φ46mm
■大きさ(最大径×全長)=φ56mm×43mm
■質量=130g
・高級レンズだけあり解像感が高く、描写力に優れる。
・レンズの質感が高く、評判がよい。
・絞り解放から高い解像感、周辺減光も少ない。
・広角レンズながら、よくボケるレンズ。
・20cmまで寄れるので、広角マクロ的な撮り方も可能。
・ピントリングの質感がよく、非常に評判が高い。
・MF時にピントリングが最近接と無限遠できちんと止まり、距離表示もある。
・被写界深度表示も可能なので、絞り値と組み合わせて常時パンフォーカス設定が可能。
・周辺部に色収差が少しみられる。(ただ、24㎜広角にしては少ないレベル)
・この画角、明るさにしてはコンパクトだが、パンケーキレンズに比べると少しかさ張る。
・フードが別売。
・VS パナソニック7-14mm/F4.0 オリンパス9-18mm
共に12㎜という画角を持つ超広角ズームとの比較です。
パナソニック7-14mm/F4.0とオリンパス9-18mmは超広角レンズとして共に評判が高く、画角のかぶるオリンパス12㎜F2.0とは悩むところです。
オリンパス12㎜F2.0のアドバンテージは、解放絞りがF2.0という明るさを持っていること、単焦点レンズだけあって写りはズームレンズより高いという部分です。
とはいえ、マイクロフォーサーズの超広角レンズは両レンズとも描写力に優れており、超広角域まで画角の便利さもあり悩ましいところです。
室内でのスナップなどを多用する方は、解放絞り値の小さいオリンパス12㎜F2.0の方が薄暗い場面で活躍するでしょう。
風景撮りや、超広角が必要な方はズームレンズが無難な選択肢になるでしょう。
・VS パナソニック14㎜F2.5
近い画角の単焦点としてパナソニックの14㎜F2.5のパンケーキレンズがあります。
14㎜F2.5は透明感のある映りに定評があり、さらにマイクロフォーサーズきってのコンパクトレンズです。
総合的な写りでいは、オリンパス12㎜F2.0が一枚上手という評判です。
また解放絞りがF2.0とF2.5と2/3段分違うこともあり、オリンパス12㎜F2.0の方がボケを生かした表現が使えます。
パナソニック14㎜はマイクロフォーサーズ屈指のコンパクトなレンズに仕上がっているため、軽さを生かしてスナップをさくさく撮りたい方にはこちらがオススメです。
最高の画質で写真が撮りたい方、質感の高いレンズを使いたい方は12㎜F2.0がオススメです。
・はじめての交換レンズとして
標準ズームレンズからのステップアップとてしても12㎜F2.0はオススメです。
まず、標準ズームとは一段レベルの高い写りに満足するでしょう。
さらに解放F2.0を生かしたボケのある写真は表現の幅を広げてくれます。
広角レンズが好きな方には、付けっぱなしのレンズとしてもオススメできるレンズです。
Kenko 46S PRO1D プロテクター(W)ワイド SV 246528